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          白 茶



  白茶は簡単に言えば、しおれさせた茶葉を乾燥の段階で火入れし、最後に茶葉の酸化酵素の働きを停止させると言う、もっともシンプルな製造方法を採る弱発酵茶です。

  まずは、摘み取った茶葉を放置して自然に水分を蒸発させます。萎凋(ウェイディアオ)と呼びます。この間に茶葉は酸化酵素の作用で発酵しますが、揉んだり揺らしたりなどと人為的にその発酵を促したりはしませんので、ゆっくりと発酵が進めるのが白茶の特徴です。萎凋の段階で九割程度水分を蒸発させた茶葉を、その後、とろ火で焙って、仕上げます。

 シンプルな造り方で仕上げた弱発酵茶ですので、香り、味わい、そして水色も淡白。上品でデリケートなお茶といえましょう。殆ど福建省で作られ、生産量の少ない貴重なお茶です。

 白茶にする茶の樹には、大白、小白などの種類があり、高級茶は大白で作られます。一芯一葉の白芽茶と一芯二葉の白葉茶の二種類に分けられます。白芽茶の代表銘柄は白毫銀針で、白葉茶には、寿眉白牡丹などがあります。


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